書名:幸せの招き猫
著[写真]:藤田 一咲
著[文]:村上 瑪論
出版社:河出書房新社
定価:1,631円
発売年月:1995/05
ページ数:155p
サイズ:18.4×11.8×2.2cm
ISBN-10:4309262422
ISBN-13:978-4309262420
●本書は絶版になっています。
●藤田一咲の企画・編集本・第2冊目。招き猫の起源と謎に迫った本
この本は日本経済のバブルが崩壊して、ぼくの撮影仕事が少しづつ減りはじめた頃に、強い危機感を感じて思いついた企画から生まれました。人は、この先どうすればいいのだろう、というとき神さまに頼んだりします。いわゆる神頼み。そこで神さまの本をつくることも考えたのですが、お金も福も、人も呼ぶにはやっぱり招き猫だろう!ということで招き猫の本を考えたわけです。 招き猫だからとバカにしてはいけません。日本では古くから、そして今や広くアジアで信仰されている、というか愛されている招き猫ですから。 その招き猫がいつ、どこで生まれたのか。ほんとに福を招くのか。信仰と何か関係はあるのか、などなど知りたくても知らないことの多すぎた招き猫の実像・実態に鋭く迫ったのが本書です。 自分でいうのも何ですが、けっこういろいろなところに出かけて行って招き猫を探して撮りました。かなりの労作です。 どこのご家庭にも1冊はご常備いただきたい幸福を招く本です。絶版なのが残念ですが、古本ででも日本中を探しまわって手に入れる価値は大いにある本です。 写真はもちろんですが、キャプションもぼくが書きました。
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